売春宿の料理風景。カンボジアで見た売春地帯の料理の光景

売春宿の料理風景。カンボジアで見た売春地帯の料理の光景

カンボジアにいたとき、売春宿に泊まり込むことも多かった。シングルベッドに四人の娘が固まって寝るので、残りの娘と一緒に床に転がって眠ったこともある。

朝を迎えた時、娘は目が覚めてすぐに歩き回っていたが、私は肩も背中も硬直してしばらく身体が動かすことすらできなかった。

マットレスや布団の上で寝るということがどれだけ贅沢なことなのかを先進国から来た人間が知る瞬間だ。

床は板を張り合わせただけだから板と板の境目が微妙に開いており、床下の土が見える。

カンボジアの田舎の住居は、大抵は高床式になっているから、朝の暗い部屋は床から明かりが漏れて天井を照している。それは不思議で、どことなく神秘的で美しい光景である。

この時、カンボジアの住居は床に座った視点で見るのがもっとも適しているということに気がつく。

西洋式のテーブルとイスは高床式の住居には適していないし、そんなものは貧しい家庭には必要ない。

ある売春宿に泊まり込み、朝の準備を見る機会があった。この売春宿は娘が10人ほどおり、経営者の家族も……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア カンボジア編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・カンボジア編
『ブラックアジア・カンボジア編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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