プントッマイ。素朴なカンボジア・シアヌークヴィルの夜

プントッマイ。素朴なカンボジア・シアヌークヴィルの夜

カンボジア編
カンボジアで海を臨むことができる唯一の場所はコンポンソムだ。別名はシアヌークヴィルという。

ヴィルというのはフランス語の村(ヴィル)を指している。かつて、ここにはシアヌークの別荘があったので、そういう名前になったらしい。

ポル・ポト政権時代には地名が旧名のソム港(コンポンソム)と変えられたが、ポル・ポト政権が瓦解してから再びシアヌークヴィルに戻された。現在ではシアヌークヴィルの方が通りがいい。

シアヌークヴィルはプノンペンから南東へ300キロの地点にある。

プサートメイ(中央市場)から出ているバスを使うと約4時間で行くことができる。小さな街なので、せいぜいモトバイクで30分もあれば市内を見て回れる。

プノンペンも内戦が終わって急速に発展しているが、この街も負けず劣らず急ピッチで開発が進められている。

2000年の夏に訪れたときも、あちこちで娯楽施設が工事中になっていた。あまり開発が進みすぎて毒にも薬にもならないリゾートに堕さないよう祈るばかりだ。

街の中心部はどこまでもヤシの木が続いており、絵に描いたような南国の眺めは美しい。しかし、もっと美しいのは海岸だった。

中でもオーチディルビーチの白い砂浜に紺碧の海は思わず息を飲むほどだ。マーケットは海鮮物産で溢れて活気があり、東南アジア独特の楽しさが溢れている。

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア カンボジア編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・カンボジア編
『ブラックアジア・カンボジア編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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