スワイパー。カンボジア人の憎悪の中で存続した闇の売春村

スワイパー。カンボジア人の憎悪の中で存続した闇の売春村

カンボジア編
プノンペンから延々と11キロ、国道5号線をウドン方面に北上する。

ムスリム(イスラム教徒)の寺院を左手に、クメール人の高床式の粗末な家を右手に見ながら、さらに奥へ奥へと突き進んで行くと、今はもう古びて色あせてしまった「コンドームを使いましょう」という看板が見える。

それを左折すると、そこは「スワイパー」と呼ばれる村である。

ここは「不浄の聖地」だ。地獄に堕ちるのは避けられそうにないほど多くの姦淫をしてきた男どもが、最後に集う場所だ。

正式にはスヴァイ・パッ(svay pak)だろうか。ちなみに、カンボジアにはスヴァイがつく地名は多くある。このスヴァイはクメール語で「マンゴー」という意味らしい。

右手に看板を見ながら下り坂になった道を歩いて行くと、目の前にはいきなり三階建てのビルがそびえ立っているのが見える。

まわりが鄙(ひな)びた小屋なので、この高層建築物は初めて訪れた者には違和感があるに違いない。プノンペン市長が「不法建築物だ」と非難する建物である。

しかし旅人が釘づけになるのは、建物よりも……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア カンボジア編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・カンボジア編
『ブラックアジア・カンボジア編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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