◆フォークランド通り。現地の男も恐れる荒くれの女たちの巣

◆フォークランド通り。現地の男も恐れる荒くれの女たちの巣

世の中には行ってもいい売春地帯と行ってはいけない売春地帯がある。インド圏の売春地帯は行ってはいけない売春地帯の筆頭である。インドは、どこも地獄だ。

女性の50%はエイズ。場所によっては80%がエイズ。淋病、梅毒、尖圭コンジローマ、パピローマ・ウイルスは蔓延し、人身売買で無理やり連れてこられた女たちがたくさんいる。

部屋にはシャワーもない。プライパシーもない。建物の中にひったくりがいる。そして、ボスは全員が拝金主義者である。

それだけではない。もっとひどいのは女たちの内面だ。殺伐としており、親しみも情感もない。人心が荒廃しているとは、まさに彼女たちのことを言う。

ムンバイにはいくつかの売春地帯がある。中でももっとも有名なのは、フォークランド通りだ。ムンバイでは「ケージ(鳥かご)」が売春宿を指す言葉となっているが、そのケージの老舗がここフォークランド通りである。

ここは昔から売春地帯として名を馳せており、規模は徐々に縮小しつつも、いまだ隆盛を誇っている。夜、陽が落ちる頃になると、この通りには売春する女たちがあちこちに立つ。インド人も多いが、ネパーリーの姿も目立つ。

通りかかる男たちが投げかける執拗で粘っこい視線を真っ正面から受けとめて露骨に誘うのはインド系で、軽蔑したように顔を反らすのはモンゴロイド系ネパール人である。

フォークランド通りが有名なのは、一見普通の商店街の趣がある通りなのに、その間々に売春宿が混在しているからだ。ここでは、映画を見に来たり、買い物をしに来たり、あるいはレストランで食事を取ることができる。

そんな中で、男たちおびただしい数の女たちの姿を目撃し、ついでに女とたわむれてみようかと思うこともあるかもしれない。カマティプラ地区の売春地帯などは……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきた売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インド・バングラデシュ編』にて、全文をお読み下さい)

『ブラックアジア・インド・バングラデシュ編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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