◆アドレナリン・セックス。ラクミが暴力で教えてくれたもの

◆アドレナリン・セックス。ラクミが暴力で教えてくれたもの

インドの売春地帯に放り込まれた女性は、文字が読めないどころか、まったく教育を受けたこともないことが珍しくない。そんな中で、激しい自己主張を繰り広げ、生きるために信じられないほど荒々しく、粗野になった女性も多い。

売春地帯では年中、どこかから女性の罵声や悲鳴が聞こえてきたり、女性同士が殴り合って喧嘩している姿を見る。欧米や東南アジアの売春地帯では、男というのは「誘う」ものだが、インドの売春地帯では鷲づかみにして「引きずり込む」ものだ。

男が抵抗すると、どうなるのか。もちろん思い切り殴りつけてくるし、後ろ姿に罵声を浴びせられる。また、売春行為の最中にも殴りつけてくる女性が多いようだ。

これは耐える価値はあるのだろうか。実は、あるかもしれない。奇妙な身体的経験を、そのあとにあなたは感じることになる。

ラクミは、インド・コルカタの売春地帯「ソナガシ」にいた野生の女だ。

前日にラクミに殴られた左腕がアザになっていたので、それを見せてアザを指さすと、ラクミは大きな口を開いて「イーヒヒヒヒ」と楽しそうに笑った。喜んでいるのだった。

「アザを触ると痛い」としぐさで示すと、ラクミはさらに喜んで、もっとアザを殴ろうとする。ラクミは本気で殴って来る。昨日もセックスの最中に頬を張り飛ばされたが、彼女は手加減しないので目に星が散った。それほどの衝撃だった。

それで腰の動きがとまると、ラクミは両手で臀部をつかみ、もっと腰を動かせと手で急かしながら、口で……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきた売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インド・バングラデシュ編』にて、全文をお読み下さい)

『ブラックアジア・インド・バングラデシュ編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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