バンコクのソイ・カウボーイは歓楽街というよりも売春地帯という方が相応しい。
よけいな観光地的な要素がいっさいなく、吹っ切れたような暴走ぶりがソイ・カウボーイの特徴だ。
この売春地帯もドラッグの汚染地帯で、ここ数年はあるアイルランド人の男がバーの女性にドラッグを売り回っているのは誰でも知っていた。
この男が忽然と姿を消したあとも、ドラッグだけは裏でレディーボーイのプッシャーを中心として大量に出回っていた。
そして、とうとうアイス(覚醒剤)で中毒になった女性が、同僚の女性を惨殺するという事件が起きている。2012年8月16日のことだ。
コメントを書く