インド圏の売春女性たちのカネに対する執着と要求が並大抵のものでないことは、ブラックアジア第三部でずっと書き続けている。
どんなにカネを上げても、彼女たちはさらにカネを要求する。
まるで乾ききった砂漠の人が、いくら水を飲んでも満足できないかのように、理不尽なまでにカネを欲しがる。
払う側の人間の事情、心理、コミュニケーションというのはまったく考慮されない。「払え」と叫び、「マネー!」と叫び、「もっと!」と地団駄を踏む。
この売春女性のカネに対して執拗な要求をする姿というのは、現場を踏んだことのない人には想像できないかもしれない。彼女たちは、粘着的で、執念深く、怒りに燃えている。
最近、実はアラブ圏の売春女性も似たようなものだということを知った。アラブ圏の女性も、インドの売春女性に負けていないようだ。