チェチェンでは1990年以来、ずっとロシアと紛争が続いている。発端は1990年11月の独立宣言だ。
ロシアはこれを認めなかったが、チェチェンは一方的に独立を宣言して一気に情勢が悪化した。
1年後の1991年12月に当時のエリツィン大統領がチェチェンに軍を派遣し、ここから泥沼の「チェチェン紛争」が始まった。
この紛争でチェチェンでは10万人が死亡し、ロシア軍に残虐に殺されたり、拷問されたり、レイプされるチェチェン女性が続出している。
ここでロシアに対するチェチェン人の激しい「憎悪」が吹き荒れて、これが後にチェチェン人による連続テロ事件につながっていくことになる。
コメントを書く