2012年11月25日、オーストラリアの空港で36歳の日本人の男が、逮捕された。
何でも、野生の「マツカサトカゲ」9匹を持ち出そうとしているのをエックス線検査で見つかって、現行犯逮捕されたのだという。
この「マツカサトカゲ」というのはオーストラリア現地に棲息している希少種で、1匹約50万円で売っているものなのだという。
9匹いたということは、450万円相当のトカゲを密輸していたということになる。罪名は「環境保護・生物多様性保全法違反」だ。
たかが小動物の密輸ではあるが、罪は意外に重くて最高で禁固10年だとか11万豪ドルの罰金だという。
成田を含め、あちこちの空港では出国の際、ワシントン条約の説明をしたパネルや説明書を見かけることがある。暇つぶしにこういったものを見ていると、いろいろ面白いことが分かる。