2012年10月から12月16日まで、横浜市中区の黄金町で、「黄金町バザール2012」という催しが行われているというのを人づてに聞いた。
これは地域活性化のために生まれた行事なのだが、この街の歴史を知っている男たちは、これが「過去を消すための意図的なもの」であることに気がつくだろう。
黄金町はかつて赤線地帯であり、売春地帯だった。しかし、2005年には日本政府によって完全に潰された。いったい、何が行われていたのだろうか。
実は2004年6月に売春地帯「黄金町」を潰すきっかけになった「ひとつの出来事」があったことを知っている人は少ない。
2004年6月に何があったのか。
それは日本で起きた出来事ではなく、アメリカで起きたある出来事が影響している。(フィリピンへの道。2005年3月15日、絆が断ち切られていた)
2004年にきっかけが生まれ、2005年3月15日に、もはや日本政府は後戻りすることができなくなり、怒濤の勢いで日本国中の売春地帯を叩き潰していったのだ。