2012年12月26日に、ベトナムのドンナイ省の裁判所が、ひとりの日本人に懲役20年の有罪判決を言い渡している。

この男は三洋電機のベトナム子会社の財務担当取締役だった男で、名前を「西村勢津夫」と言った。

西村勢津夫は、世間がサブプライムローン崩壊と、リーマン・ショックでの金融市場の崩壊で揺れる2008年から2009年、何度かに渡って会社の3つの銀行口座、及び金庫から巨額資金を不正に引き落としていた。

総額で700万ドルだから、約6億円近い金額になる。そして、この男は一部を愛人のベトナム女性とふたりでマカオで散財、残りはベトナム女性に貢いでいたのだという。

2009年4月、事件が発覚すると、会社はすぐに西村勢津夫を懲戒免職にして告訴、ふたりは泡を食って逃亡するが、ベトナム女性はマカオの空港で逮捕された。

西村勢津夫は隣国のカンボジアに逃れていたが、精神的に逃亡生活に疲れ果てたのか、半年後の12月になって自らカンボジアの日本大使館に出頭、逮捕されていた。

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