チベットでは2009年頃から中国当局の厳しい宗教弾圧に抗議して焼身自殺する若者が増えている。
2013年1月18日にも、中国四川省で、チベット人の男性が中国政府への抗議を訴えて焼身自殺し、これで100人目の焼身自殺が起きたことになった。
中国の体制が胡錦濤から習近平に変わる中で、宗教弾圧が改善されると見られていた。しかし、習近平はチベット宗教弾圧政策を維持し、取り締まりを強化する方向を打ち出した。
これによってチベット側も、抗議の焼身自殺が加速しており、2012年11月から1ヶ月に30人のペースで自殺が続いている。
チベットは今、中国によって宗教も文化も民族も滅ぼされようとしている。しかし、世界は「広大な中国市場」を失いたくないので見て見ぬふりをしている。
つまり、カネのためにチベット弾圧を黙認し、見て見ぬふりを続けている。
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