パキスタンのムシャラフ元大統領は2002年4月2日、確かな情報ではなく個人的な見解としながらも、「オサマ・ビンラディンは死んだと思う」と発言していた。
この頃から、ビンラディンについてはまったく真相が分からない状況だった。いろいろな情報が錯綜しており、誰も何も分かっていなかったのだ。
何も分からないのは、今でもそうだ。
「ビンラディンは死んでいる。アメリカはそれを知っているのだが、軍産複合体を最大限に儲けさせるために、わざとそれを隠して戦争を長引かせようとしているのだ」
このような意見も、2002年当時からすでに出ていた。
「テロ戦争がアメリカの負担になって、ブッシュ大統領が非難されるような状況になると、ビンラディンの死を発表するはずだ」
そのようにも言われていたが、実際にビンラディンの死を発表したのはブッシュ大統領ではなく、オバマ大統領だった。