世の中は一瞬にして変わることがある。しかし、第二次世界大戦以降の日本人は、あまりそれを意識することはなかった。

1945年の敗戦以来、日本人は大きな体制転覆も、社会崩壊も、戦争も経験しなかった。

数十年に渡って同じ社会体制が続くと、それはこれからも永遠に続くもののように感じてしまう。

しかし、体制が変わらないと思い込むのは危険なことだ。

昨今では、中東でムバラク独裁体制も、カダフィ独裁体制も、ことごとく散って混乱状態になっているのが目新しいが、世の中は変わらないと思ったものが急激に変わっていく。

そして、世の中が変わると、次の体制に入るまでは「無政府」に近い状況になるので、国民は阿鼻叫喚の地獄に突き落とされることになる。

今までの体制と共に、資本主義も吹き飛ぶこともある。まさかと思うが、過去にもそんな例があった。

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