閲覧注意
戦争が起きて国土に敵兵が乗り込んでくると、そこには暴力が吹き荒れる。殺戮の嵐になっていく。
そして、その殺戮の中で、兵士たちは女性を見つけると、兵士たちは野獣のように女性をレイプして殺していく。こういった戦場でのレイプは、通常は記録に残されることはない。
レイプされた女性は殺され、レイプした兵士は口を閉じ、現場は瓦礫の山となって死体が積み重なって、レイプという犯罪が起きていたことは無視される。
信じられないかもしれないが、戦争の中では女性への性的虐待や暴行は「些細なこと」になってしまうのだ。大破壊と大殺戮に紛れて、性的暴力どころではなくなってしまうのである。
民族大虐殺の現場でもそうだ。たとえば、東ティモールでは多くの女性がインドネシア兵に拉致・監禁・レイプ・拷問され続けて殺され続けていた。
しかし、東ティモールの独立闘争で起きた凄惨な殺戮と女性に対する暴力はもうすっかり忘れ去られ、歴史のかなたに消え去ってしまった。
ただ、いくつかの写真だけが当時を記録していた。
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