ドラッグの世界ほど隠語が飛び交う世界はない。ドラッグの使用者がそれを大っぴらに話せないこともあるが、売る側にも隠語は山ほどあったほうがいいからでもある。

たとえば、覚醒剤では、シャブ、スピード、エス、メス、クリスタルメス、アイス。コカインでは、C、コーク、スノウ、ロック、ホワイト、チャーリー、クラック。

マリファナ(大麻)の隠語であるガンジャ、ハッパ、ハシシ、ハッシュ、ポット、ウィード、ジョイント。LSDの隠語では、L、ペーパー、紙、スヌーピー、アシッド。

他にもMDMA(エクスタシー、揺頭)、マジック・マッシュルーム、ケタミン、GHBと、関心のない人間には何が何だか分からないようなドラッグもあって、それぞれがまた複数の隠語を持っている。

最近ではここに、ステロイド系、笑気ガス系、睡眠薬系、向精神薬、ED薬系、合成ドラッグなども入り乱れて、やはりここでも隠語が山ほどある。隠語をすべてを把握している人はいないし、毎年のように言い方も増えるし、変わっていく。

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