女性にとって子供というのは、自分の人生のほとんどを占める存在になる。だから、子供を巡る悲喜劇は今も昔も続いている。

子供にとって最も幸せなのは、愛し合っている父、愛し合っている母の間で、祝福されて生まれるときだ。人間社会の多くはそのような環境の中で生まれて来る。これは、母親にとっても赤ん坊にとっても良いことでもある。

しかし、世の中は理想的な環境ばかりではなく、とても不幸な母と子の関係もある。子供にとって最も不幸なのは、望まれていないのに生まれてきてしまうことだ。

いろいろな理由で、女性は望まない妊娠をする。不意の妊娠だったり、レイプだったり、途中で男と別れたり、捨てられたり、さまざまなケースで母親は庇護を失って、絶望の中で妊娠期間を過ごすことになる。

そして、それが臨月になっても解決しなかったとき、ある母親は子供を捨てる決意をする。

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