ミス・ユニバースは世界を代表する女性の美を競うコンテストである。
非常に知名度が高く、ここで優勝した女性は、母国ではセレブの代表となったり、女優になったりして、名実ともに国を代表する女性になることが多い。
何しろ自国のみならず、世界が認めた美しさなのだ。その民族にとっては、自分たちの民族の女性の美しさを認められたことになる。これを非常に名誉だと考える人たちも多い。
もちろん、ミス・ユニバースの選考は、外見の美しさだけではなく、知性や、ふるまいや、身だしなみを見ているということなのだが、多くの人々が注目するのは、やはり容貌だろう。
どの女性を見ても、あまりに美しすぎて誰が優勝してもおかしくない。しかし、その美にはひとつの「型」があって、誰を見ても同じに見えるという人も多い。
そして、その「型」の原点になっているのは欧米の美の感覚であることも批判の種になっている。実は、それは正しいかもしれない。