アフリカ・ケニアには約150万人の人がHIV(後天性免疫不全症候群)に感染している。そして、これは減っているのではなく、年間10万人の新たな感染者を生み出しているという。
ケニアには多くの売春地帯があるが、そこに所属する女性たちの90%はエイズに感染しており、売春地帯こそがエイズの温床になっている。
これに対して、NPO団体が地道にコンドーム使用等のセーフ・セックスを啓蒙していたり、コンドームを無料で配る等の活動を行っている。
しかし、エイズ拡散防止には一向に効果が出ていないのは、年間10万人の新しい感染者が生まれているのを見ても分かる。焼け石に水とはこのことだ。
もともと、売春地帯でコンドームの教育をしたところで、まったく意味がないというのは、世界各国の売春女性が昔から主張しているのだが、NPO団体はそれに耳を貸そうとしない。
なぜ、売春女性にコンドーム教育をしたところでエイズは防げないのか?