2013年12月28日の夜10時30分頃、南米エクアドルの最大都市グアヤキル南西部で日本人が射殺されている。
殺されたのは、新婚旅行中だった人見哲生さんで、一緒にいた妻の真梨子さんも撃たれている。殺された人見哲生さんは埼玉県出身の28歳、真梨子さんは27歳だった。
この2人には何があったのか。まだ全容は分かっていないが、今のところ分かっている情報をまとめれば、以下のようになる。
ふたりは新婚旅行で南米エクアドルに向かった。泊まったのはヒルトンホテルだった。夜7時30分、食事をするためにヒルトンを出て、レストランのあるシェラトンに向かった。
このとき、ホテルが手配してくれたタクシーに彼らは乗らなかった。なぜなら、3ドルの迎車代がかかるのを人見哲生さんが「その費用を払いたくない」とごねたからだ。
そして、流しの防犯装置なしの安いタクシーに乗り込んで食事に向かい、帰りも流しのタクシーに乗り込んだ。