人がたくさんあるところに店ができる。そして、店ができると、よりたくさんの人が集まる。
そうすると、店はどんどん拡張して行き、仕事がたくさん生まれる。そうやって人と仕事がそこに集まったら、今度は金も回るようになる。金が集まると、人はもっと集まる。
かくして、人がたくさん集まるところは大都市になる。人間社会では、仕事とチャンスと金は、大都市に集まるのは必然なのである。
そして、いつしか何もかもが大都市に一極集中する。
情報化時代になれば、都市にいなくてもいいと言われていた時代もあった。「情報はどこでも取れて、どこでも仕事ができるから人々は分散していく」と喧伝された。
しかし、それは完全に間違っていた。
いくら地方でも情報が取れると言っても、地方に行く人よりも、地方から都市に集まる人の方が多いのである。
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