日本ではレイプや強制わいせつが表沙汰になるのは、氷山の一角であると言われている。また、警察に被害届を出しても、検挙にまでつながるのは、さらに減る。

たとえば、2011年のデータでは、警察が認知したレイプ事件は1185件だが、検挙された件数は993件だった。

強制わいせつを見ると、認知された件数は6870件で、検挙されたのは3550件だった。

単純に「犯人が見つからなかった」のではない。被害者が途中で事件を取り下げたり、証拠がなかったりして、立ち消えになってしまうのである。

このようになってしまうのは、日本だけの現象ではない。世界中で同様の傾向を示している。

レイプは、女性にとって激しいショックを引き起こす犯罪にも関わらず、表沙汰にしにくい犯罪である。レイプを表沙汰にすると、女性自身がさらに世間から傷つけられるという現状がある。これは、どういうことなのか……。

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