近年に入って、先進国を中心に男性の精子数が激減する現象が生まれているのは以前にも書いた。(現代文明の中で人間も生物も「男の性」が狂ってきている)
この原因については、様々な説が流れている。たとえばこのようなものだ。
インスタント食品が悪い。遺伝子操作された食品が悪い。不規則な生活が悪い。人工甘味料が悪い。携帯電話の電磁波が悪い。ストレスそのものが悪い……。
もちろん、それぞれ研究成果の末に導き出されているので、そのすべてに何らかの根拠があるのは間違いない。
しかし、そのどれかひとつが、すべてを説明しているわけではないのも事実だ。複合的なものかもしれないし、実はもっと他に深刻な何かがあるのかもしれない。
たとえば、動物界でも、貝や、魚や、鳥や、ワニに影響が出ていて、端的に言えば生物がメス化しているのを見てもそれが分かる。
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