インドネシアでは今年に入ってからなぜか風紀の取り締まりに熱心になるようになった。歴史のあるスラバヤの大規模な売春地帯も6月に閉鎖されるという事件があった。(ドリー。「売春婦は出て行け」と叫ぶ人々の抗議デモの姿)
その後も売春地帯の取り締まりは続いており、ジャカルタの線路脇の売春地帯、あるいはスタディウム等の売春クラブも摘発の対象となったという。(決闘場(スタディウム)。ハイセンスな売春パブと怒る女性)
さらに、リアウ諸島の売春地帯も閉鎖の対象になっているようで、もうすでにブラックアジア第二部の舞台はバタム島を残してほぼ消えた。
インドネシアは経済成長は非常にいびつで、ジャカルタやバリのような一部の地域の住民は経済成長の恩恵を受けているが、地方はまったく無視されている。だから、伝統的な売春地帯を閉鎖したところで、また違うところが膨れ上がるだけだと言われている。
その一方で、タイにも最近は動きが見られているようだ。