◆「死の公開」は、権力を持たない少数民族の弱者の戦略だ

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タイでは交通事故死した死体の前で救助隊たちが記念撮影したりして新聞に載っている。事件が起きて、路上で死んでいる遺体も写真を撮られて公開される。

ワニに食いちぎられた人間の遺体も新聞の一面で掲載されている。首を吊ってぶら下がっている女性の遺体も普通に新聞に載っている。飛び降り自殺した遺体の血まみれの現場も新聞に掲載される。

殺した犯人もカメラの前に引きずり回されて全国公開だ。売人も売春女性も外国人も関係ない。みんな手錠された姿のまま、無理やりテレビの前に立たされている。

ときには、裸のまま現行犯逮捕して署に連れて行き、裸のままの姿で記者会見させたりしている。

警察の逮捕劇も派手だ。警察官がパッポンのバーでレディーボーイを裸のまま店から引きずり出したりしている。

パタヤでは一斉逮捕されたレディーボーイをわざわざ目立つ路上に並ばせて、事情聴取をやって晒し者にしたりしているのを目撃することもある。

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