閲覧注意
2014年11月5日、タイの歓楽街であるパタヤで、ダグラス・レックス・ラインハートという52歳のアメリカ人男性が飛び降り自殺している。
この男は最近、仕事を辞めてタイのパタヤに来ているのだが、ここで金を使い果たして、タイの滞在期限も来てしまった。アメリカに帰りたくないと考えていたこの男は、帰国するよりも死を選んだ。
遺書を書き、アルコールをしこたま飲み、27階のコンドミニアムの窓から外に出て、足場のところで仰向けになっていた。
それを見た通行客が警察に連絡して、警官が自殺を制止しようと声をかけていたが、寝返りを打つようにして27階から飛び降りて、そのまま3階のプール脇に激突して死んだ。
タイではやはり親しいタイ女性がいたようだが、その恋は成就することもなかった。そして、歓楽街はどこの世界でも金が切れると終わりだ。
金を使い果たしたこの男は、自分がもう歓楽街では誰からも相手にされない人間であることを悟っていたのだろう。