タイ・バンコクの歓楽街の中で昔からよく知られているのがパッポン地区である。しかし、パッポンが観光地化するにつれて、男たちはスクンビット通りのナナ地区に移動するようになっていった。
ナナ地区には「ナナ・エンターテーメント・プラザ」、通称「ナナ・プラザ」という場所があって、ここにオープン・バーとゴーゴー・バーが密集している。
また、ここを中心としてその周辺にもオープン・バーが林立している。
今やパッポンよりも、こちらの方が歓楽街として好まれるようになっているのだが、そうなるとやはりこちらにも土産店がたくさん進出するようになって、観光地化していくのだろう。
それでも、今のところは「ナナ・プラザ」の中には土産店が入って来ておらず、まだ観光地ではなく、歓楽街としてそれなりに機能している。
最近、この「ナナ・プラザ」にいた女性がバラバラ殺人に巻き込まれた可能性があるとして、警察が公開捜査に踏み切っている。