◆グローバル化の受容と反発の対立構造で社会が大きく揺らぐ

◆グローバル化の受容と反発の対立構造で社会が大きく揺らぐ

ドイツはメルケル首相自らが「移民・難民を受け入れよ」と言って2015年には大量のシリア難民を受け入れた。

しかし、これによって国内が移民の群れで混乱すると「移民を入れて国の文化を破壊するな」という動きが国内で自然発生して移民反対派の政党が大躍進し、メルケル首相を追い詰めるという姿が見られるようになった。

グローバル化が推し進められていくと、人々は自国の文化も歴史も言語も急激に失っていく。そのため、国や文化を守ろうとする動きと、グローバル化を推し進めようとする動きが対立して、互いに先鋭化しつつある。

最近、ドイツで23歳の難民が強制送還されるために警察車両に乗せられたのを見た仲間が、警察車両を取り囲んで攻撃するという事件があった。警察は身の危険を感じてこの23歳の難民を逃がした。

さらに、ドイツ人が深い博愛精神で受け入れた難民が、今度はドイツ国内でユダヤ人を襲撃するという事件を次々と起こしている。そのうちのひとつは動画に撮られてインターネットにアップされ、ドイツ人に大きな衝撃を与えた。

法も秩序も守らない移民・難民にドイツ人は激しい怒りを持ちつつある。そして反グローバリズムの動きが広がっている。しかし、一方で「グローバル化を退化させてはならない」という声も依然としてある。

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