2015年1月28日、タイ・バンコクで日本人を標的にして金を騙し取っていた39歳(40歳という報道もある)のウタイ・ナンタカン容疑者が逮捕されている。
シンガポール人だとか韓国人を自称していたが、れっきとしたタイ人だった。女装していたが、レディーボーイである。
これは、以前にもブラックアジアのどこかで取り上げたことがある。彼女の犯罪は、何度も何度も報告されている。日本大使館の注意勧告でも登場したのは1度や2度ではない。
彼女の手口は簡単だ。バンコクのスクンビット通りのどこかの路上で、日本人とおぼしき男を見つけると話しかける。
日本人が話に乗ると、「私はシンガポール人(韓国人)だけれど、お金を盗まれてしまった。絶対に返すから少し貸して下さい」と頼み込む。
巧妙なのは、小金を狙っているのではなく、10万バーツ(約36万円)ほどの大きな金額を狙っていることだ。路上の日本人からどうやってその金を引き出すのか。