超過激暴力集団「イスラム国(IS)」に対する名称の混乱が続いている。私自身はこの集団を「イスラム国(IS)」でまとめているが、その理由はとても単純だ。
このテロリスト組織のトップであるアブバクル・バグダディ自身が、自分たちを”Islamic State”(イスラム国)と言い、その配下も、ほぼ全員がそれを継承しているからだ。
我が愛読紙?のバンコク・ポストでも、このテロリスト集団のことを”Islamic State”(イスラム国)と記載し、”The Islamic State jihadist group”(ジハード集団イスラム国)とも書いている。ジハードとは、もちろん「聖戦」のことだ。
記者によっては”ISIS”を使っている。アメリカのオバマ大統領や国務長官のジョン・ケリーは”ISIL”を使っているので、オバマ絡みで使うときは、バンコク・ポストも”ISIL”を使っているようだ。
しかし、基本的には”Islamic State”(イスラム国)がよく使われている。