閲覧注意
どこの国でも「夜」というのは危険な場所なのだが、それでも多くの人は夜の街に惹かれ、夜の街をさまよい歩く。
ブラジルはポルトガル語圏なので、「夜」のことを”noite”(ノイチッ)と言うのだが、ブラジルの「ノイチッ」はことさら危険だ。しかし、若い女性が夜に出歩く。なぜか。
夜には友人や恋人との語らいや、新しい出会いがある。パーティーがある。ダンスがある。そしてアルコールが待っている。
昼間は生活をするために誰もが働いている。夜はプライベートの時間だ。人間の人生は、夜の方が楽しいのである。だから、誰もが夜になると、何か楽しいことがないか、わくわくしながら街をさまよい歩くのだ。
ブラジルの、マットグロッソ州クイアバに住む22歳のジュリエーネ・ゴンサルベスも、そんな女性のひとりだった。彼女はパーティーを楽しみ、踊り、そしてアルコールを飲んで人生を満喫していた。