2015年3月24日、バンコクで激しいスコールが発生して主要道路が軒並み冠水したという。
タイでは2010年もひどかったが、2011年に至ってはバンコクはおろか、国の3分の1以上が水没してしまったという災害が起きたのが記憶に新しい。(2011年10月。タイで未曾有の洪水災害。過去最悪の災害か?)
東南アジアでは、数年ごとにこのような水害が必ず発生する。タイでこれだと、今年はフィリピンもまたやられるのかもしれない。
2011年の大洪水に懲りて、タイは日本の援助を受けながらバンコク都市部の治水を大々的に見直しながら対処したということになっていたのだが、それでもまだ災害の方が人間の対処を上回っているようだ。
今回の場合、降雨量が1時間あたり60ミリと見込んでいたが、実際にはそれを超える雨量が一気に降り注いだという。