アメリカで、性転換した女優「ラヴァーン・コックス」がタイム誌の表紙を飾ったのが2014年のことだった。
それ以降、彼女の影響力は日増しに強まっており、アメリカで「LGBT」の概念が急速に受け入れられるようになっている。
LGBTの概念は以前もブラックアジアで紹介した。(LGBT。人と違うのを個性にするのは簡単に見えて難しい)
ラヴァーン・コックスは、LGBTの「T」、すなわちトランスジェンダーに当たる人だ。
1984年、アメリカのアラバマ州生まれの人だが、いよいよアメリカでも男性から女性に性転換(トランス)した「女性」が活躍するようになったわけで、刻々と時代が変わって来ていることが分かる。
いずれ、彼女に続いて、多くのトランスジェンダーの人たちが表舞台を飾るようになっていくのは間違いない。なぜなら、彼らは今まで存在していたにも関わらず無視されていた存在だったからである。