閲覧注意
2018年6月6日、ウクライナの廃棄されたチェルノブイリ原発周辺の立ち入り禁止区で巨大火災が発生し、10ヘクタールに及ぶ森林が焼かれ白煙が広範囲に広がっていった。
幸いなことに風は首都キエフの方に吹いていなかったこともあって、火災の鎮火と共に人々はこの火災のことを忘れていった。
高放射線区域内の火災で放射線がどれくらい飛び散ったのか心配されるが、ウクライナ当局は「安全基準内である」と繰り返し報道し、人々にパニックに落ちないように呼びかけた。
しかし、当局が安全だと言ってもデマと捏造と隠蔽に明け暮れるウクライナの報道を人々が信じるはずもなく、「本当はかなり危険だったのではないか」と噂が飛んでいる。
事実は分からない。しかし、人々はもうこれくらいで騒ぐこともない。このチェルノブイリ立ち入り禁止区域の火事だけではない。
国の内部で起きている「すべて」に関して、ウクライナでは何が嘘で何が真実なのか、もう誰にも分からないことになっているのだ。
親露派と親欧米派が互いに殺し合い、憎悪を向け、相手を貶めるためのフェイクニュースをばらまいているからだ。国際社会が忘れたところで、ウクライナの地獄は続いている。