2015年6月27日、台湾・台北郊外の「八仙水上楽園」で起きた音楽イベントで、500人近い若者が一瞬にして炎に包まれて大火傷するという事件が起きている。
その中で202人が重傷になっている。日本人女性も2人、この事故に巻き込まれていて足や背中に火傷を負い、入院が必要になっているようだ。
この音楽イベントでは、カラーパウダーを使って場を盛り上げる「カラープレイ・アジア」という企画があったのだが、パウダーが噴射されていた最中に爆発・炎上が起きた。
イベントに参加していたのは約1000人だったので、半数が爆発に巻き込まれたということになる。
最近、台湾ではこうしたカラー・パウダーが何かのイベントでよく使われるようになっていて、大会を盛り上げる効果のひとつになっていたようだ。
今回の音楽イベントでも鮮やかな色が付いたパウダーが大量にまかれ、参加者に向かって噴射されていた。このパウダーは可燃性だった。つまり爆発・炎上は、粉塵爆発だった可能性がある。