現在、ギリシャが崩壊の危機に瀕していて、大勢の耳目を集める事態になっている。
そこで明るみになっているのは、ヨーロッパとひとことで言ってもドイツ・フランスのような大国があって、ギリシャやスロバキアのような小国があって、その経済格差が並大抵のものではなく広がっているということだ。
ユーロは一様ではないのだ。格差は驚くほど開いている。
ヨーロッパと言えば非常に成熟した豊かな国々だという印象が強い。しかし実際には、ルーマニア・ブルガリア・セルビア・アルバニアと、貧困にあえぐ国が揃っている。
この貧困が女性たちの人身売買を生み出す。その人身売買は、もはや「伝統」となってしまっている。ユーロの闇は、東欧の貧困が大きな影響を与えているのだ。
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