私はメキシコからコスタリカを地元の人が使うバスでさまよいながら歩く旅を1990年代の半ばに行ったことがあるが、今あれと同じことをしたら私は死んでいただろう。

ご存知の通り、メキシコはドラッグ・カルテルの暴力に覆い尽くされて、凶悪な事件が次々と起きる史上最悪の国家となってしまっている。(「殺戮大陸メキシコの狂気」史上最悪の犯罪組織

その凶悪なドラッグ・カルテルは2006年のメキシコ政府による麻薬戦争が始まると組織が延命のために他国に南下していき、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドルに暴力を持ち込むようになった。

その中で、ホンジュラスは独自の青年ギャングが次第に膨張し、戦争も起きていないのに「世界最悪の殺人都市」になっていったのである。(行ったら殺される。手の付けられない無法地帯、ホンジュラス

ホンジュラスの街角では絶対に携帯電話で話をしていてはいけないと言われている。その瞬間、ストリート・ギャングの標的となって襲われるからだ。

いや、そもそもあなたが外国人であるのであれば、それ自体が危機的状況である。ホンジュラスも、例によって「金持ちや外国人の誘拐」が多発している国だからである。

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