険しい山やジャングルで遭難し、凍え、飢え、死にかけて見つかる人が時々いる。
普通は何も持たない状態で山で遭難したら、死んでしまってもおかしくないような状況なのだ。事実、救出が間に合わず、山で亡くなった人も多い。
私なら、恐らく何もできないまま3日で死ぬ。しかし、サバイバル知識がある人間は、素っ裸で山に放り出されても生きていけるのだという。
軍隊の特殊部隊、一部の訓練された登山家、あるいは冒険家たちは、山に放り出されても、そこから生き延びて帰ってくるのが訓練のひとつである。
普通の人であればすぐに体力を消耗して死んでしまうような状況の中で生き残る、すなわち「サバイバル」するというのは、彼らにとっては訓練でしかなかった。
サバイバルというのは、訓練と経験がモノを言うようだ。