フェイスブックは実名で顔をも写真でアップするため、次々と珍現象が起きている。「自分とそっくりな赤の他人」が、世界中で発見されているのである。
「ドッペルゲンガー」という言葉を知っている人もいるかもしれない。ドッペルゲンガーとは「自分そっくりの姿をした分身」のことを意味する。
オカルトの題材としてもよく使われている。ヴードゥー教の司祭は「それは呪いになる」として、呪いから逃れるためには儀式が必要だと言う。また、世界中で「自分のドッペルゲンガーを見た人は死ぬ」とも言い伝えられている。
ドッペルゲンガーという言葉が広く知られているというのは、裏を返せばそれだけ自分に似ている人が世の中には存在するということである。
「自分と瓜二つの人間はこの世には必ず3人はいる」「かなり似ているという人物は10人ほどはいる」とも言われているが、最近は、人口が増えているので、3人どころではないという話にもなっている。
かつては、そういった人物がいたとしても捜し出すのは至難の業だった。しかし、最近は誰もがフェイスブック等で自分の顔を露出するようになったので、自分と似た人がどんどん見つかるようになっている。