現代の資本主義は、資本家や政府が積極的に「男女同権」を進めている。

それは別に為政者が女性に対して物分かりが良い時代になったわけではない。「女性からも税金を取る」ためである。これは、1970年代に女性の社会進出を支援したネルソン・ロックフェラーも自ら語っていたことだ。

この当時の女性団体やフェミニズム団体への支援はロックフェラー財団が行っていた。女性を家庭から引き剥がし、女性を働かせるだけで税収が二倍になる。

そのため、女性解放は為政者にはたまらないほど魅力的な政策だったのである。女性の味方を演じながら女性から金を取れるのだ。

確かに女性の権利が向上したことは女性にとっては大きなメリットになった。女性は家長主義を脱し、結婚以外の生き方を望めば得られるようになったからである。

しかし、資本主義が苛烈になると共に、追い込まれるのも女性になってしまった。

女性には子供を産み育てるという大切な期間があるのだが、その大切な時間は資本を生み出さない。資本主義の世の中では、資本を生み出さない時間というのは評価されない。したがって、資本主義の世の中で女性は弱者に陥りやすい。さらに、女性に不都合なワナもある。

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