最近、日本ではタトゥーの彫り師が医師法違反容疑で逮捕される例が相次いでいると言われている。

医師免許を持たない者が他人に墨を入れるのは「無資格医業」として扱われ、医師法に違反する行為だと摘発の理由になるのだという。

分かりやすく言えば、「入れ墨は医療行為なので免許を持っていない人間はそれを行ってはならない」ということだ。つまり、日本では医者でしかタトゥーを入れる資格がないということになる。

警察当局が急にこうした規制を強めるようになったのは、眉や目尻にタトゥーを入れる女性用の「アートメイク」でトラブルが続出していたことから始まった。

「思っていたのと違う」「炎症を起こした」「角膜が傷ついた」等、様々な理由でアートメイクを受けた女性が苦情を申し立てて、これが社会問題化しつつあった。

そこで厚生労働省は、このアートメイクを規制するために「針先に墨を付けて皮膚に埋め込むのは医療行為であり医師の免許がいる」という理屈を持ち出した。

すると、そこにタトゥーがすっぽりと当てはまっていた。これは偶然だったのだろうか? アンダーグラウンドの人間で、これが偶然だったと思っている人間はひとりもいない。

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