タイは開放的で細かいことは気にしない国なので、不法滞在者の巣になっていた。また、本国で問題を起こした人物がタイに高飛びしてくるケースも多い。
タイ国内で殺人事件を起こすギャングも出てきている。2015年11月にはオーストラリアのギャングがタイで殺人事件を起こした事件も問題になった。(相変わらず悪人どもが外国からやってきて大暴れのパタヤ)
この事件だけでなく、台湾からも暴力組織の人間がタイになだれ込んで来ていたり、日本人のヤクザが覚醒剤を密輸しようとしたりする事件も起きている。
パキスタンの凶悪テロリストも、イランの爆破犯も、ロシアの武器商人も、アメリカのペドフィリアも、みんなタイに潜伏していた。
ある意味、タイは逃亡者天国だったと言っても過言ではない。タイに潜り込んで身分を隠し、アルコールと女に溺れながら自堕落に暮らせるのである。
しかし、時代は変わりつつある。軍事政権になってから規律を重視するようになり、言論封鎖から歓楽街の犯罪まで、非常に厳しく取り締まられるようになっていった。