2015年はフランスで大規模テロが二度起きて世界を震撼させた。ひとつは2015年1月7日に起きたシャルリ・エブドの発行人を17人惨殺した事件である。もうひとつは2015年11月13日に起きた同時多発テロである。
11月13日の同時多発テロでは300人近い死傷者が出て、全世界を恐怖に陥れた。
容疑者は射殺されたり、逮捕されたりしていたのだが、そのうちのひとりサラ・アブデスラム容疑者はまんまと消え失せて行方が分からなくなった。
サラ・アブデスラムはフランスを離れてベルギーに潜伏していると噂されていた。
なぜ、ベルギーだったのか。ベルギーは「テロリストが潜伏しやすい環境」が整っていたからであると言われている。
ベルギーはEUの本部がある国であり、首都ブリュッセルは「欧州の首都」とも言われている。
こうした表面的なことは欧米の新聞でよく取り上げられるのだが、グローバル化・多文化主義・移民賛成のグローバル・メディアが決して報道しないことがあった。