2016年4月にイギリスでひとりの女性が有罪判決を受けている。
彼女はドラッグとセックスに溺れた白人女性だったのだが、彼女の地元であるプリマスの警察では知らない者がいない女性だったという。
何しろ、25歳にして64件もの犯罪疑惑と36の前科を持つ女性で、最近はほぼ刑務所とシャバの往復で人生を消耗していたのだ。言わば犯罪の常連だ。
彼女の犯罪は、そのほとんどが売春ビジネスに絡むものばかりだった。
イギリスではストリート売春は特に珍しいものではないのだが、彼女はあまりにも稚拙であり、あからさまであり、強引であり、自暴自棄なものだった。
今回、逮捕されたのはタクシー運転手に対する強制わいせつと暴行とタクシーの器物破損だ。
タクシー運転手が彼女に暴行したのではない。彼女が、タクシー運転手を殴りつけ、タクシーの一部を叩き壊したのである。被害に遭ったタクシーの運転手が彼女を警察に突き出し、彼女は逮捕された。