アンダーグラウンドでは奇妙な話がいくつもあるのだが、その中のひとつに「ウテルス・セックス」というものがある。「ウテルス・セックス」と言っても、ほとんどの人は知らないに違いない。
ウテルス(Uterus)とは「子宮」を意味する。つまり「ウテルス・セックス」とは「子宮を使った性行為」「子宮挿入性交」という意味となる。
もっと具体的に言うと、膣に挿入したペニスを、そこからさらに奥に押し込んで、子宮口から子宮内にペニスを挿入するというものである。
1988年に「まえの忠義」という人物が『ウテルス(子宮)挿入法―名器の秘密・至高のSEX』という書籍を出版し、「ウテルス・セックス」が可能だとして、その方法を世に問うたのだという。
古来より、性の奥義を会得した男女しか到達できないのがウテルス・セックスで、誰でもできるものではないという。
しかし、もしこれができたら、今までの性行為はいったい何だったのかというほど至高の快楽が味わえるのだというのが、ウテルス・セックス「経験者」の話だ。
ところで、本当にそれは可能なのだろうか。