アメリカ・ジョージア州アトランタに暮らす「ある黒人女性」は、思春期を超えた頃から「大きな問題」を抱えて恥ずかしさに打ちひしがれていた。
彼女の抱えていた「大きな問題」とは、文字通り「大きな胸」だ。彼女の胸はどんどん成長していき、ブラジャーで支えるにしても1つのブラジャーでは足りず、いくつものブラジャーを重ね着したという。
男たちはまだ少女だった彼女の胸を見ては卑猥な言葉を投げかけてセクハラされてきた。彼女の一族の女性陣は、もともとみんな巨乳体質で、彼女の姉は彼女よりももっと大きな胸を持っていた。
やがて彼女も成長していくのだが、胸だけではなく体重まで増えていった。アメリカ人の身体は巨大なことが多いが、彼女もまたそんな典型的な「太ったアメリカ女性」のひとりだったのである。
彼女はいろんな仕事を試みたが、うまくいかなかった。何かの仕事をするにしても、彼女の体型を見て断われることも多かった。それは彼女を失意に陥れた。
そこで彼女はマッサージの仕事をしようと思い立ち、マッサージ学校に通い、スパに就職しようと試みた。ところが、彼女はそこでも冷酷な現実を突きつけられた。
「誰も私を雇いたいとは思っていない……」