◆リストカットの傷痕は、身体の傷痕ではない。心の傷痕だ

◆リストカットの傷痕は、身体の傷痕ではない。心の傷痕だ

閲覧注意
自傷行為の中でも有名なのは「リストカット」だ。

リストカットとは、死なない程度に自分の皮膚をカミソリやナイフや包丁のような鋭利なもので傷つけていく。どちらかと言うと、女性に多い自傷行為である。

リストカットという行為はひとつなのだが、その理由や原因は様々だ。

人生に絶望して刃物で自殺する人は、致命傷になる傷を付ける前に、何度も何度もためらいながら浅い傷を付けるので、それを「ためらい傷」と呼ぶ。

そのため、「自殺したい」という気持ちが裏にある女性のリストカットは、長期の緩慢な自殺の「ためらい傷」であると分析されることもある。実際に、そのような理由でリストカットをする人も多い。

しかし、それがすべてではない。自殺したいのではなく、生きている自分に対する自己嫌悪や、拒絶感や、後悔や、羞恥で、リストカットする女性もいる。

あるいは、生きている価値のない自分を罰することで気が晴れるのでリストカットをするという女性もいれば、自分が自分ではないように思うので痛みを感じることで自分を取り戻したいという女性もいる。

もちろん、それだけではない。

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