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2011年に起きた「アラブの春」による民主化運動は、中東と北アフリカの多くの国を破壊したのだが、それはやがてシリアに飛び火してシリア国内は巨大な殺戮の大地と化した。

何もしないアメリカの大統領バラック・オバマ政権は親ロシアのアサド政権をよく思っておらず、この政権を打倒しようと画策していたが、アサドは粘った。

そのためにバラック・オバマ政権は反政府組織に金と武器を大量に流し込んだのだが、その結果生まれたのが狂気の殺戮集団ISIS(イスラム国)だった。

住民虐殺、テロ、斬首、拷問、性奴隷……。

ありとあらゆる暴虐を尽くしてシリア・イラクを暴力の渦に巻き込んだこの超暴力武装組織は今もまだ壊滅しておらず、勢力を急激に減らしながらもまだ存続している。

2016年12月、いよいよアサド政権は廃墟と化したアレッポの制圧に成功した。しかし、数年に及ぶ内戦と爆撃によってシリア最大の都市であるアレッポは壮大に破壊されており、もはや再建は不可能になっている。

戦闘もまだ終わったわけではない。シリア中部のパルミラは今もまだ反政府組織に占拠された状態であり、内戦はこれからも続くのである。

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