ブラックアジア in ジャパン
夜の世界はすべての関係が不安定だ。分かりやすく言うと、いろんなものが長く持たない。水に漂う浮き草のように、誰もが一ヶ所にじっとしていない。

男たちは新しい女を求めて次から次へと移り変わっていき、女たちもまた次から次へと店を移り変わる。夜の世界は流行り廃りがとても早い。小さな店はすぐに閉店し、オーナーが変わって新しい店ができて、それもまた潰れていく。

歓楽街という狭い世界とテナントは同じに見えるのだが、夜の世界はすべてが流動的である。

これは、私が長らく沈没していた東南アジアの売春地帯では顕著だった。ゴーゴーバーのテナントは比較的長持ちするのだが、女性はそうではない。半年経てば女性の半分は入れ替わっているはずだ。

オープンバーともなると、さらにひどい。店ごと入れ替わっていることもある。インドネシアでもインドでも、売春宿の女性は転々としていることが多く、そこで会えなくなった女性にはもう二度と会う機会はない。

日本はどうなのだろうか。

日本もまた状況は同じであると言ってもいいのかもしれない。女性の出入りはとても激しく、中には3日で辞めてしまう女性もいる。こうした女性のことを日本の風俗の世界ではこのように言っている。転々虫(てんてんむし)……。

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