ドナルド・トランプ政権が難民受け入れを停止して大きな波乱を呼んでいる。
アメリカは移民国家だったわけであり、移民を受け入れて成長するのがアメリカの大義であり誇りであった。そのため、それをバッサリと断ち切ったドナルド・トランプに対して、戸惑いと怒りが集中している状態だ。
しかし、トランプは選挙中からイスラム移民・難民に対しては厳しく対処すると言っていた。
難民受け入れ停止については大混乱を世界中にもたらしているが、特に驚きではない。
「これは私の選挙運動の中の大きな部分を占めていたものだ」とドナルド・トランプは改めてツイートしている。トランプは最初からイスラム教徒の入国には規制をかけると言い続けて来たのだ。
こうした動きを見ても分かる通り、すでにアメリカは「米国第一主義」に転換した。
それが成功するか失敗するかは別にして、ドナルド・トランプ政権は全力でアメリカを今までと違う方向に旋回し、大きな摩擦を世界中に与えることになるだろう。